御里廻りと異国の大将軍
どんな伝承か
『日向見聞録』によれば、児湯郡木城町の比貴の神は大己貴命であるという。六月・九月・十一月の酉の日に祭礼があり、九月の中の酉の日からは御里廻りと称して神輿が町々在所を巡幸し、四日ほどかけて本宮へ帰る。この神については、もとは異国の大将軍であったが、合戦に敗れてこの地へ逃れてきたのだと言い伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第14巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第14巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全75話(熊本・宮崎・鹿児島=南九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。