クツワ虫のいない村
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どんな伝承か
狭山市堀兼の地には、クツワ虫が絶対に姿を見せないという。たとえ他所から求めて来ても、堀兼に入ると一声も鳴かず、草むらに放ち飼いにしても生存も繁殖もしないと伝えられる。その理由は、日本武尊が東夷征伐の帰途、深更の賊軍の襲来に備えていたところ、騒々しいクツワ虫の鳴き声を迷惑に思われ、周囲のクツワ虫を封じ込められたためだという。埼玉には鳴かぬ蛙・鳴かぬクツワ虫・吸わぬ蛭といった、その土地だけが特別なのだと語る伝説が各地にあり、堀兼のこの話もその一つに数えられている。
原典より
この地には、クツワ虫が絶対姿を見せないばかりでなく、たとえ他から求めて来ても、この堀兼にはいると、一声も鳴かず、草むらに放ち飼いにしても生存繁殖しないという。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(上巻)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(上巻))
韮塚一三郎『埼玉県伝説集成——分類と解説 上』を全487話・伝説(土地別の異伝)単位で収録(巻中の<解説>・[参考]・和歌・注は本文に内包)。
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狭山市の伝承
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