念仏塚(その二)
どんな伝承か
南埼玉郡白岡町(現・白岡市)実ヶ谷にある念仏塚は、東光院の墓地内にあり、東光院塚とも呼ばれている。本書の解説によれば、念仏塚は亡霊供養のために築かれたか、あるいは定期的な大念仏の際に行事の場所として築かれた塚であり、入定塚や鉦打塚と同系統の供養塔といえるという。県内では大宮市島根にも念仏塚があり、村の西方にあって面積は二十坪ほどであると記されている。
原典より
村の西方にあり、面積は二十坪ほどである。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説))
韮塚一三郎『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』(歴史伝説の巻)を全608話・伝説(土地別の異伝)単位で収録(<解説>・[参考]・和歌・注は本文に内包)。埼玉県下の歴史伝説(塚・城址・古戦場・武将〈新田義貞・畠山重忠・太田道灌ら〉・史跡・寺社縁起等)を、所在地(市町村・字・社寺)と出典(新編武蔵風土記稿・各市町村史等)を付して体系的に集成した中巻。