与那国の大草鞋を海に流す呪法
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
先島の士族にとって沖縄本島への渡海は戦陣にも相当する苦しい役で、王命とあれば唐へも大和へも向かったが、三つに一つは船が還らなかった。与那国の人たちはもう忘れたかもしれないが、毎年一度、一丈二丈もの大草鞋を作って海に流し、外敵を畏嚇したと伝え、あるいは逆にそんな物がどこからともなく流れて来たとも伝えられる。こうして五里三里の小さな孤島に閉じ籠もり、荒海を堅固な障壁として、限りある平和を楽しんだ時も永かった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
種別から探す
与那国町の伝承
広告枠(AdSense)