日本武尊の御手洗井
どんな伝承か
武蔵国を北方へ進んだ日本武尊が、狭山丘陵に続く水のない原野に駐屯し従者たちが水を探し求めていると、忽然と白髪の老翁が現れ、地面を掘れば必ず浄水が得られると告げた。従者たちが言われた通りに地下を掘ると、水晶のような水が湧き出したという。この奇瑞を喜んだ尊はその水を飲み、里人はこの井戸を『日本武尊の御手洗井』と名付けて今に古蹟として保存している。井戸は北野天神社から東へおよそ一丁ほどの、青梅街道沿いの桑畑の中にあると伝わる。
原典より
況して、高く澄んだ秋空の下に展けた武藏野は誰の眼にも爽やかな親しさを與える。—— 行楽と史蹟の武蔵野(寺島裕・昭和初期(1920年代~1930年代)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
行楽と史蹟の武蔵野(寺島裕・昭和初期(1920年代~1930年代))