私の姉は伊吹島の生まれ育った家のことが気になるのか(2)
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どんな伝承か
香川県高松市の話である。私の姉は伊吹島に生まれ育った家のことが気にかかるのか、何かにつけてよく正夢を見る。数年前のある夜、姉は夢の中で、亡くなった父が「坐りにくくて困る」と言うのを聞いた。気になって島の実家へ連絡し、墓に異変がないか見てくるよう頼んだところ、先祖代々の墓の台座の基礎石がはみ出し、崩れそうになっていることが分かった。すぐに直したかったが、墓に触れるのはお盆かお彼岸の時だけという言い伝えもあり、次の盆に修築したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))
松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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