ムジナは、いくらもいて、そんな化かすどころじゃねぇ
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どんな伝承か
中野区に出現するムジナは、人を化かすのではなく、じっと睨みつけるだけである。その睨み方は執拗で、特に子どもが遭遇すると長時間にらまれ続けるため、恐怖心から進むことができなくなってしまう。話者自身も数度遭遇した経験があり、犬と異なり、ムジナは本当に睨み続けるという。顔は小さく愛らしい見た目をしているが、誰もいない道で相手が走ってくるとき、向こうから睨みつけてくるという奇異な挙動が特徴である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・1980年代)
松谷みよ子『現代民話考 9 (木霊・蛇)』を小話単位で全406話収録。木霊(木の精・祟る木)や蛇にまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明402話・市区町村判明344話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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