真景累ヶ淵・お久惨殺
どんな伝承か
三遊亭円朝『真景累ヶ淵』によれば、豊志賀の恨みをよそに若い内弟子お久と駆け落ちした新吉は、松戸へ泊まった翌日、たんぼの土手道にさしかかる。おりしも夕立で辺りは真っ暗、そこでお久の顔が腫物でお化けのようになった豊志賀の顔にたちまち変わって見えた。恐怖にかられた新吉は夢中で鎌を振るい、逃げようとしたお久の喉笛を切ってしまい、お久は前へのめって息絶えたと語られる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
怪談の科学――幻覚の心理を探る(中村希明・中村希明・精神医学・昭和(精神医学))
幽霊や怪異を脳と心理(幻覚)の科学で解明する。