成功した念写実験
どんな伝承か
念写現象は、明治後期に東京帝大心理学教室の福来友吉博士によって発掘され、博士は実験で得た念写写真を一九二九年にイギリスの国際心霊学大会で発表した。その後長く忘れられていた念写を事実上復活させたのが、神戸の巽直道師であった。師とその一門は、明瞭な図象や文字を心に思念するだけでフィルムに感光させる技を日常的に行っていたという。師はこの力を治病と結びつけ、周囲の人々に念写を勧めて体験を蓄積していったのである。
原典より
念写現象は、明治の後期、東京帝大心理学教室の福来友吉・文学博士(一八六九〜一九五二)によって発掘された。—— 体験・超心理学(山本佳人・超心理学・1980年(昭和55年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
体験・超心理学(山本佳人・超心理学・1980年(昭和55年))
『体験・超心理学』は、山本佳人が一九八〇年に著した超心理学の実践書である。高校時代の植物との交感の体験に始まり、のちに妻や友人と重ねたESP実験をもとに、テレパシー、透視・透聴、予知・過去知、念力・念写の原理と、その能力を開く練習の方法を説く。全五章からなり、最後の章では透視や念力を病気の治療に用いる「パラ・サイコセラピー」を論じ、あとがきで七〇年代のオカルトブームと自身のUFO研究との関わりを振り返る。