ESPカードの選択に現れた偏り
どんな伝承か
アメリカのデューク大学のラインは、協力者ゼナーの考案したESPカード(十字・星形・四角・波形・円の五種、二五枚一組)を用いて遠隔感応・遠隔認知の実験を続けた。宮城音弥の東京工業大学心理学研究室でも、ラインと同様の実験が学生を対象に試みられた。その結果、五種のカードの選ばれた頻度には偏りがあり、円と十字が他より多く答えられたという。ESPカードにも選択の偏りがつきまとうことが確かめられた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
神秘の世界-超心理学入門(宮城音弥)
『神秘の世界-超心理学入門』は、心理学と精神医学を学んだ宮城音弥が著した超心理学の入門書である。遠感(ESP)、精神力で物を動かす現象(PK)、未来の予知、死後の生存を取り上げ、パイパー夫人やエウサピア・パラディーノらをめぐる欧米の実験記録に、一般から寄せられた日本の体験談を交えて、信仰にも全否定にも寄らない立場から検討する。五部から成り、霊媒の詐術を扱う「サギと真実の間」の部を含み、巻末に結び・注と引用文献・超心理学用語・索引を置く。