事故と自殺が集まる三角形の空き地
どんな伝承か
透視を行った公園そのものの条件を、著者は見過ごせないと述べる。ブランコと、少年がとっさに飛び出した地点の真上には、高圧線が南北に走っていた。さらに公園に沿って川が流れ、高圧線とほぼ直角に交わる形で岸辺一帯の電気の分布を高めている。公園自体は樹木がほとんどない三角形の空き地だった。この日は湿気が多く、こうした条件が重なると人の神経の働きに変調をきたす、いわば電磁気的なノックアウトが起こると推定される。自殺や事故、ブランコの怪現象がこの一帯に集まるのも、そのためではないかという。
原典より
なお、余談になるが、この公園の物理的条件を見過ごすことができない。—— 体験・超心理学(山本佳人・超心理学・1980年(昭和55年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
体験・超心理学(山本佳人・超心理学・1980年(昭和55年))
『体験・超心理学』は、山本佳人が一九八〇年に著した超心理学の実践書である。高校時代の植物との交感の体験に始まり、のちに妻や友人と重ねたESP実験をもとに、テレパシー、透視・透聴、予知・過去知、念力・念写の原理と、その能力を開く練習の方法を説く。全五章からなり、最後の章では透視や念力を病気の治療に用いる「パラ・サイコセラピー」を論じ、あとがきで七〇年代のオカルトブームと自身のUFO研究との関わりを振り返る。