トップ > 東京都の伝承 > 目黒区

名を坂に残した義民・権之助

所在地東京都目黒区(権之助坂)
年代昭和
登場菅沼権之助、坂の名の由来とされる人物
出典心霊大全

どんな伝承か

目黒駅から大鳥神社へ向かう坂は権之助坂と呼ばれ、その名の由来にはいくつもの説が伝わる。三百年ほど前、坂のそばに住んだ菅沼権之助という大親分が縄張り争いの闇討ちで命を落としたからだという説。素行の悪い名主の跡取りが捕らえられ、家の見える場所で死にたいと願って坂の途中で処刑されたという説。年貢を二度取りしたという無実の罪でこの坂で処刑された名主を人々が哀れんだという説。最も知られるのは、急な行人坂に代わる緩やかな道を開こうと将軍へ直訴して磔になった義民の話で、中目黒の墓地には彼を義人とたたえる卒塔婆が並ぶ。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))

『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。

種別から探す

名主義民処刑直訴

目黒区の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『心霊大全』の伝承