新井田川を漂うかん子の火の玉
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どんな伝承か
昭和初期の頃まで、住友セメント八戸工場の西側にある汐入や岩淵のあたりで、火の玉が飛ぶのをたびたび住民が目撃した。火の玉はまるで人が散歩するように、新井田川の流れに沿って川下の湊の方へ、あるいは川上の新井田の方へゆっくり移動したという。由来はこう伝わる。八戸市岩淵の法道院に、かん子という美しい一人娘がいた。湊へ嫁いで子までもうけたが実家へ戻り、婚家へ帰れと責め立てられ、ついに銀杏の木で首をくくって死んだ。親たちが銀杏の木に吊して責め殺し、遺体を木の下へ逆さに埋めたともいう。浮かばれぬかん子の霊が火の玉になったのだという。
原典より
昭和初期の頃まで、住友セメント八戸工場の西側にある汐入、岩淵の村のあたりで、火の玉が飛んでいるのが、たびたび周辺の住民によって目撃されていた。—— 心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集
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八戸市の伝承
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