緑風荘の曲がり家に出る座敷わらし
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どんな伝承か
二戸市金田一の旅館緑風荘には座敷わらしが出る。この地方の大地主だった五日市栄一が屋敷内に湧く温泉を開放して始めた宿で、新館の奥に三百年の歴史をもつ茅葺きの南部曲がり家が大広間として残る。その薄暗い奥の一室に座敷わらしが現れるという。著者は恐山の取材の帰りに緑風荘を訪ね、広間に敷いた布団で待った。午前二時前、生木を裂くようなラップ音がして目覚めると、絣の着物姿のわらしが姿を見せた。身体は金縛りとなって動かず、わらしは枕元から脇を通り抜け、二度目のラップ音とともに消えた。隣室のカメラマンも同じく金縛りでシャッターを切れなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集
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