田面木のおばばが降ろした三島の霊
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どんな伝承か
青森県八戸市田面木に住む“カミサマ”は「田面木のおばば」と呼ばれ、たいへんな人嫌いで、気が向かなければ誰の頼みでも招霊はしないことで知られていた。著者が三島由紀夫の霊を呼んでもらうと、おばばは腹部を押さえ、額から油汗を垂らして苦しそうにもだえはじめた。ふつうは読経から一、二分で降りる霊が、五分以上かかったのである。理由を尋ねると「腹の痛みがひどいのと、首がないからだ、こんなおれをよぶなんてひどすぎるぞ」と荒々しく答えた。自らの行動の評価については、憂国の心のある人間には正しく評価されていると語ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
私は幽霊を見た(東雅夫(編者)・昭和中期~後期(推定1970年代~1980年代))
私は幽霊を見た=怖い怪異体験(東雅夫編)/人魂・鬼火・狐火/機関車・電車の怪/各地の幽霊目撃談/不気味な怪音と怪異
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