小文間の小字ごとの知行と名主
どんな伝承か
徳川幕府のころ、取手市小文間の知行は小字ごとに分かれていた。西方は村上内記の知行で名主は塚本佐平、中妻は高木数馬の知行で名主は岡田太郎右衛門、新田は土岐丹波守の知行で名主は木村久右衛門、南は竹木隼人の知行で名主は斎藤忠四郎、戸田井は堀田相模守の知行で、村全体で二千石であったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
相馬伝説集(寺田喜久(狂花)・相馬郷土研究・1922年(大正11年))
『相馬伝説集』は、寺田狂花が著し、大正十一年二月の自序を付した下総相馬地方の伝説集である。北相馬郡の小文間・布川・取手・守谷などを中心に、平将門や一色宮内にまつわる伝承、寺社の縁起、城址や墓碑、相馬霊場の札所を記し、猿島郡・結城郡・東葛飾郡などの伝説にも及ぶ。巻頭に緒言と坂巻湖舟の序・自序を置き、「△」を付けた小項目を土地ごとに並べ、『相馬日記』『下総旧事考』などの記事を引き、相馬の俗信も書き留めている。