炭焼き小屋で子供だけが見た女
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どんな伝承か
宗谷線の美深に知人を訪ねた語り手が、そこで会ったT老人から聞いた話である。三十数年前、老人は山で炭焼きをしていた。ある晩、老人と妻と六歳の娘が夕飯をとっていると、闇の中から「お晩です」と声がして、腹掛けに巻脚絆の男が一夜の宿を乞うた。飯を出してやると、それまでおとなしかった娘が突然泣き叫んで母にしがみつき、手がつけられない。男は顔色を変えて出て行き、娘はぴたりと泣きやんだ。おじさんの後ろに恐いおばさんが立っていたという。直後に駐在が、女を殺した男が山へ逃げたと告げに来た。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))
日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。
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美深町の伝承
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