三ツ木のタクシー幽霊
どんな伝承か
新青梅街道の三ツ木にあるガソリンスタンドのそばで、女の人が交通事故で死んだ。すると、その人が幽霊になって出るようになった。タクシーの運転手が後ろを見ると、誰も乗っていないはずなのに女の人が乗っていたそうだ。それで、そこに地蔵様を造ったと聞いている。三ヶ島一丁目に住む大正一五年生の男性が語った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
所沢市史 民俗編(所沢市史)
『所沢市史 民俗編』は、所沢市の市史の民俗編から、第一二章「口頭伝承」の一部を収めたものである。ヘビや天狗・カッパ・雷獣の話に続けて、世間話の「不思議な話」としてカラス鳴き・人魂・死の予兆・夢・木の祟り・生き霊・幽霊騒ぎ・タクシーの幽霊などを、市内の話者からの聞き書きで記す。話ごとに題を立てて同じ題の話を番号で並べ、話者の性別などを添え、ホラ吹きやオトウカドンの話も続ける。