南大東島
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どんな伝承か
昭和十九年、訓練を受けた兵士が南大東島に配置された。米軍上陸に備えて砲台建設と訓練に従事していた。ある日、着け剣の訓練後、銃剣の鞘が土に埋まり栓も失われてしまい、重営倉に服する危機に直面した。その時、九州出身で元鉄工所勤務の同年兵が鞘を修理し、栓まで自作して助けてくれた。著者はこの恩義を三十六年忘れることなく、その男を神仏のような存在と感じている。
原典より
○青森県、弘前東部第五十七部隊。—— 現代民話考 ― 軍隊(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 軍隊(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 軍隊』を小話単位で全712話収録。徴兵・新兵・上官・戦地・戦争の残虐・敗戦・収容所・軍隊の怪談など、軍隊と戦争にまつわる兵士たちの現代民話を全国(一部は戦地・海外)から採集し話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明189話・市区町村判明76話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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南大東村の伝承
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