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駿府の降札と浅間神社への六根清浄参り

所在地静岡県静岡市葵区(静岡浅間神社)
年代慶応3年(1867)9月28日〜10月
登場靱負、市中と在方の民衆、内宮の御祓が降った神官
出典ええじゃないか

どんな伝承か

駿府では九月二十九日から札が降ったと言われてきたが、静岡浅間神社の神主大井菅麿の日記によれば、二十八日にはすでに町のあちこちに伊勢の御祓や秋葉・金毘羅・摩利支天・水天宮・西宮・熊野・軍神などの札、さらに金仏までが降り、その夕方には神官の靱負の家にも内宮の御祓が降っていた。札が降った家は仕事を休み、注連を張って神棚を設け、供え物をして酒をふるまい、近所や町中から参詣の人が集まった。初冬の寒さのなか、町方の人びとは裸で降札の家や浅間神社へ参り「六根清浄」と唱えた。在方からも白装束の集団が続々と参詣に来て、駿府の町人の出費は三万両を超えたとまでいわれる。

原典より

旧暦十月といえば初冬で寒いはずであるが、町方では裸で降札のあった家や浅間神社参りをし、「六根清浄」と唱えた。—— ええじゃないか(高木俊輔) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔)

『ええじゃないか』は、幕末維新期の民衆運動を研究してきた高木俊輔が、慶応三年から翌年にかけて広がった「お札降り」と「ええじゃないか」の乱舞を各地の史料からたどった歴史書である。三河吉田での初出から東海道、甲斐、江戸、信濃、伊勢、京都、大坂、中国、淡路、四国まで、日記や記録に残る降札と踊りを国ごとに述べる。概観と東国・西国の四章に続く終章で降札の作為者やおかげ参り、世直しとの関わりを論じ、参考文献を付す。

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浅間神社六根清浄降札白装束

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