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狐に煙草と馬糞――化かしの作法

所在地埼玉県久喜市本町
年代明治〜昭和
登場村人
出典久喜市史 民俗編――伝説・世間話

どんな伝承か

久喜市本町の話者が語る、狐に化かされたときの作法である。狐に化かされても、煙草を吸えば狐はすぐ逃げてしまうのだという。煙草が吸えないと連れて行かれて、「ボタモチだ、ボタモチだ」と言われて馬糞を食わされる。そして「いい湯だ」と言ってドブの中へドブンと入ってしまう。本当のことなのだから、と話者は言う。だまされた者は夜中に帰ってきて、「オラ、ええ目を見たよ」と言うのだそうである。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

久喜市史 民俗編――伝説・世間話(久喜市(編)・久喜市史)

『久喜市史 民俗編――伝説・世間話』は、久喜市が編んだ市史の民俗編から、伝説・世間話などの節を収めたものである。市域の話者から聞いた御陣山や吉羽の天神様の大蛇などの伝説、狐に化かされた話や天狗の話、明治四十三年と昭和二十二年の大水の話を、話者の地区と頭文字を添えて載せる。世間話は動物・妖怪・化物、社寺・小祠等、事件・事象、その他に分け、続く民俗知識と土地の話では俗信や地区ごとの地名の由来を記す。

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馬糞

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