トップ福島県の伝承会津坂下町

納豆沢の大蛇バカ太郎

所在地福島県河沼郡会津坂下町和泉(納豆沢)
年代伝承
登場バカ太郎、鈴木菓子、井関敬嗣、体験者、記録者
出典会津坂下町史 1(民俗編)――伝説

どんな伝承か

七折峠を半ばまで下った南側の沢を納豆沢という。この沢は和泉の領分で、南へ進むと西側は柳津分、東側は牛沢・大村・勝方などの領分となり、延長六キロに及ぶ。この納豆沢に通称バカ太郎と呼ぶ黒い大蛇がすむと伝わる。人に危害は加えないが、草刈りを終えた婦人が刈草を体に結びつけたところ枯松葉が落ちてきて、見上げると松の枝に一升樽ほどの頭をさげた蛇が赤い舌を出していた。柴を積んだ馬を引く男は、崖から小石が落ち続けるのを不審に思い、崖を伝う大蛇に気づいて逃げ帰った。船窪の鈴木菓子という娘は、父母と腰かけた松の木が動き出し、それがバカ太郎であったという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

会津坂下町史 1(民俗編)――伝説(会津坂下町(編・山口弥一郎ほか)・会津坂下町史・自治体史(民俗))

福島県会津坂下町の自然伝説・歴史的伝説・信仰伝説を網羅する。

種別から探す

伝説大蛇草刈り

会津坂下町の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『会津坂下町史 1(民俗編)――伝説』の伝承