死の占いを芝居で忘れた二人
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どんな伝承か
この地方には「相撲芝居は命の洗濯」という言い慣わしがある。或る時、若い衆三人が長い土手を歩いていると按摩がやって来たので、三人は相談して八卦を置いてもらった。按摩は、お前がた三人は明日の一時半頃に死ぬと占った。翌日、三人のうち二人は死ぬなら死ねと覚悟して芝居を見に行き、他の一人は親戚知人を呼んで別れを惜しみ、この世の名残りに甘い物を食べていたが、占いのとおり一時半頃に死んだ。芝居に行った二人は見物に夢中で時刻を忘れ、とうとう死ななかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
農民俚譚(佐々木喜善・佐々木喜善・東北民俗・大正)
『遠野物語』の語り手・佐々木喜善が大正期に郷里岩手で採集した昔話・伝説・世間話の集成。和賀郡・岩手郡・胆沢郡・紫波郡の各地に伝わる口承を網羅する。
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この地域の伝承
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