龍灯杉(高尾 氷川社)
どんな伝承か
氷川社の二丈五尺の神木の大杉。万治三年(1660)七月二十二日の夜、新井某がその付近を通ると龍灯が昇天する恐ろしいさまを見た。異変かと別当に知らせた、龍灯の昇る神木の伝説。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北本市史 第6巻(民俗編)――伝説(北本市(編)・北本市史)
『北本市史 第6巻(民俗編)――伝説』は、北本市の市史民俗編のうち、第十一章「伝説・世間話・昔話・諺」の冒頭部分である。章の「はじめに」で伝説・世間話・昔話・諺の性格を説いたのち、第一節「伝説」に蒲桜・龍灯杉・一夜堤や多くの塚の伝承、送りオオカミ・河童・禁忌動物、おたきあげ・十日夜の由来など四十二項目を収める。各項目には石戸宿・高尾などの伝承地を記し、話者名や「埼玉県伝説集成」などの出典を▽で示す。