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小貝川の東端にあった戸田井の渡

所在地茨城県取手市小文間戸田井(戸田井の渡)
年代大正元年
登場—
出典相馬伝説集

どんな伝承か

取手市小文間の東の端、小貝川の渡し場が戸田井の渡である。昔は人家が建ち並んで小さな港のようであったが、河川工事のために移転し、大きな堤防に姿を変えた。北には筑波山が見えて眺めがよく、そばには大正元年に八万円の工費で完成した排水機がある。『相馬日記』には、戸田井は小文間の内で堤を隔てて小貝川の川辺にある田舎だから外田舎というのだろう、小貝川と利根川の落ち合う所で、ここを堰き止めれば相馬は昔の淡海の中島のようになるだろう、と記されている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

相馬伝説集(寺田喜久(狂花)・相馬郷土研究・1922年(大正11年))

『相馬伝説集』は、寺田狂花が著し、大正十一年二月の自序を付した下総相馬地方の伝説集である。北相馬郡の小文間・布川・取手・守谷などを中心に、平将門や一色宮内にまつわる伝承、寺社の縁起、城址や墓碑、相馬霊場の札所を記し、猿島郡・結城郡・東葛飾郡などの伝説にも及ぶ。巻頭に緒言と坂巻湖舟の序・自序を置き、「△」を付けた小項目を土地ごとに並べ、『相馬日記』『下総旧事考』などの記事を引き、相馬の俗信も書き留めている。

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