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将門の愛妾桔梗の御殿跡という朝日御殿

所在地茨城県取手市岡佛島(朝日御殿)
年代天慶三年
登場平将門、桔梗、平貞盛、藤原秀郷、御殿の主・この地で敗死したと伝える、将門の愛妾・御殿の名の由来、将門を襲った
出典相馬伝説集

どんな伝承か

取手市岡(旧山王村岡)の仏島の上に朝日御殿の跡がある。高さ百尺ほどの眺めのよい所で、後ろには空堀の跡が今も残り、平将門の愛妾桔梗の御殿があった所と言い伝えられる。この辺りは幸島の広い地で、将門記に将門が病に伏して妻子を幸島郡の葦津江のほとりに隠したとあるのもこの地だという。天慶三年三月十三日に貞盛と秀郷が広山の故跡に将門を襲ったのもここで、将門は平時はここに住み、事あれば守谷に拠ったのだろうといい、仏島の上の大日塚は将門の戦死した所とも伝える。相馬日記には、坂を登った高い岡に大日堂があり、古墳の上に建てられたその堂の下に将門の骸が埋められているのではないかと記されている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

相馬伝説集(寺田喜久(狂花)・相馬郷土研究・1922年(大正11年))

『相馬伝説集』は、寺田狂花が著し、大正十一年二月の自序を付した下総相馬地方の伝説集である。北相馬郡の小文間・布川・取手・守谷などを中心に、平将門や一色宮内にまつわる伝承、寺社の縁起、城址や墓碑、相馬霊場の札所を記し、猿島郡・結城郡・東葛飾郡などの伝説にも及ぶ。巻頭に緒言と坂巻湖舟の序・自序を置き、「△」を付けた小項目を土地ごとに並べ、『相馬日記』『下総旧事考』などの記事を引き、相馬の俗信も書き留めている。

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