明治天皇が渡った君初橋
どんな伝承か
君初橋は取手の新町から利根川の渡船場へ向かう途中にある橋で、利根川に注ぐ悪水堀に架かる木橋である。明治十年、女化原で行われた大演習の折に明治天皇がこの橋をお渡りになったことから、この名がついたという。橋から渡船場までは五十五間ある。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
相馬伝説集(寺田喜久(狂花)・相馬郷土研究・1922年(大正11年))
『相馬伝説集』は、寺田狂花が著し、大正十一年二月の自序を付した下総相馬地方の伝説集である。北相馬郡の小文間・布川・取手・守谷などを中心に、平将門や一色宮内にまつわる伝承、寺社の縁起、城址や墓碑、相馬霊場の札所を記し、猿島郡・結城郡・東葛飾郡などの伝説にも及ぶ。巻頭に緒言と坂巻湖舟の序・自序を置き、「△」を付けた小項目を土地ごとに並べ、『相馬日記』『下総旧事考』などの記事を引き、相馬の俗信も書き留めている。