馬頭観音の馬走り出す
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どんな伝承か
茨城県と千葉県の相馬郡周辺にある観音堂の近くに住む岡田庄右工門が、弘化三年五月十八日に経験した出来事を語る。観音堂の庭で遊んでいた際、三つの首を持つ人物が白馬に乗って現れ、東方へ走り去ったという。この不思議な現象を目撃した奥右工門が騒ぎたてたとされ、その後通行人の間で語り継がれるようになった。馬頭観音の像から馬が実在の生き物として出現したと伝承された奇異な事件とも考えられる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
相馬伝説集(寺田喜久(狂花)・相馬郷土研究・大正)
大正十一年、寺田喜久(狂花)が編んだ『相馬伝説集』。茨城・千葉にまたがる旧相馬郡(利根川流域=小文間・守谷・布川・布佐・藤代・横須賀など)の名勝・旧蹟・伝説を、△印で項目立てして地誌的に網羅する。最大の主役は平将門で、守谷町の朝日御殿・桔梗塚・佛島・日秀の石井戸など将門伝説群、その妾とされる桔梗の前の伝説を収める。
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取手市の伝承
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