山形城主が造替した筒戸の妙見社
どんな伝承か
小絹村大字筒戸の沼畑にある妙見社は天御中主神を祭神とする。安養寺の記録には天正二年八月七日の日付で神事のことが記され、宝暦のころには羽州山形城主の和泉守が社殿を造り替えた棟札も残る。また寛永二年十二月には関宿の侍従大和守広之から、この社に御供米を毎年一俵ずつ寄附するという奉書が下されており、古い由緒を持つ社であることが知られる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
相馬伝説集(寺田喜久(狂花)・相馬郷土研究・1922年(大正11年))
『相馬伝説集』は、寺田狂花が著し、大正十一年二月の自序を付した下総相馬地方の伝説集である。北相馬郡の小文間・布川・取手・守谷などを中心に、平将門や一色宮内にまつわる伝承、寺社の縁起、城址や墓碑、相馬霊場の札所を記し、猿島郡・結城郡・東葛飾郡などの伝説にも及ぶ。巻頭に緒言と坂巻湖舟の序・自序を置き、「△」を付けた小項目を土地ごとに並べ、『相馬日記』『下総旧事考』などの記事を引き、相馬の俗信も書き留めている。