トップ > 千葉県の伝承 > 我孫子市

草刈女が落ちた仙人窟

所在地千葉県我孫子市布佐(仙人窟)
年代大正十年
登場—
出典相馬伝説集

どんな伝承か

布佐町の西方の高丘に仙人窟と呼ばれる穴がある。大正十年二月ごろ、村の草刈女が草を刈りに出たところ、雨降りの後で地がゆるんでいたため踏み抜いて中へ落ちてしまった。落ちた先は十畳敷ほどもある広さで、内には竈が据えてあったという。昔、士人が居住したものであると土地では伝えている。布佐は利根川に臨み、鮭の名産地として知られた町で、この窟はその西方にあたる高台にある。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

相馬伝説集(寺田喜久(狂花)・相馬郷土研究・1922年(大正11年))

『相馬伝説集』は、寺田狂花が著し、大正十一年二月の自序を付した下総相馬地方の伝説集である。北相馬郡の小文間・布川・取手・守谷などを中心に、平将門や一色宮内にまつわる伝承、寺社の縁起、城址や墓碑、相馬霊場の札所を記し、猿島郡・結城郡・東葛飾郡などの伝説にも及ぶ。巻頭に緒言と坂巻湖舟の序・自序を置き、「△」を付けた小項目を土地ごとに並べ、『相馬日記』『下総旧事考』などの記事を引き、相馬の俗信も書き留めている。

種別から探す

相馬伝説利根川伝説洞窟陥没

我孫子市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『相馬伝説集』の伝承