夏井に伝わる七つの不思議
どんな伝承か
夏井の名所に、橋本の三本桜、諏訪の二本杉、武田の笠松、原の観音、舘の白石、原の経塚、村木の河童石というものがあった。これを土地の人は夏井の七不思議と呼んでいた。諏訪の二本杉は諏訪神社の翁杉と媼杉のことで、同社はもと大杉神社といったという。舘の白石は樋口の舘山の南東面に、八合目あたりから麓まで広がっている花崗岩の露出層をいう。武田の笠松は明治三十五年の暴風雨で倒れ、河童石は河川改修でなくなってしまった。今も残っているのは、二本杉と原の観音、舘の白石だけだという。
原典より
夏井の名所に、橋本の三本桜、諏訪の二本杉、武田の笠松、原の観音、舘の白石、原の経塚、村木の河童石というのがあった。—— 小野町史 民俗編――伝説(小野町(編)・小野町史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
小野町史 民俗編――伝説(小野町(編)・小野町史・自治体史(民俗))
『小野町史 民俗編』第九章所収の伝説。福島県田村郡小野町に伝わる口承を採録する。