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鶴を守り蛇を討った雷さま

所在地福島県田村郡小野町大字皮籠石鶴庭(国治神社)
年代伝承
登場鶴、佐藤ツナ、語り手
出典小野町史 民俗編――伝説

どんな伝承か

皮籠石の熊野さまの庭は、もとは大きな池であった。池の中の島に見事な柳があり、そこに鶴が棲みついて毎年渡って来たという。来る年も来る年も鶴はその柳で卵を産み子を育てたが、悪い蛇がそのたびに卵を食ってしまい、一羽も育たなかった。それを聞いた雷さまがたいそう怒り、三十三回も落ちて蛇を退治したと伝わる。いまの村社である国治神社の祭神は、本当はその雷さまだといわれ、そのあたりの字名を鶴庭というのも、毎年鶴が来て巣を懸けたことから出た名だという。

原典より

皮籠石の熊野さまのお庭は、もと大きな池だった。—— 小野町史 民俗編――伝説(小野町(編)・小野町史・自治体史(民俗)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

小野町史 民俗編――伝説(小野町(編)・小野町史・自治体史(民俗))

『小野町史 民俗編』第九章所収の伝説。福島県田村郡小野町に伝わる口承を採録する。

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