古戦場に残る七基の五輪塔
どんな伝承か
昔の磐城街道は桶売を経て湯沢川に沿い、湯沢の地内を北上して広瀬へ出ていた。この辺りは海道の岩城氏と田村氏が争った古戦場だと伝えられている。湯沢の地内には五輪塔が七基あり、当時活躍した根本・松本・長久保・岩塚・佐藤・野崎など、土豪六家のものであるといわれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
小野町史 民俗編――伝説(小野町(編)・小野町史)
『小野町史 民俗編――伝説』は、小野町が編んだ町史の民俗編から、第九章「ことばと伝承」の第一節「伝説」を収めたものである。田村郡小野庄にあたる町内の館主や城主の没落、坂上田村麻呂や八幡太郎、小野篁・小野小町にまつわる話、デンスケ坊の祟り、河童の恩返し、大蛇や名石・埋宝の話など五十四編を、大半は地元の人からの聞き書きで収める。村川友彦の「はじめに」と地域の特色の解説を置き、伝説を大字(旧村)ごとに並べ、語り手の名を添える。