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食べるほど豊作になる勝山神社のトラ祭り

所在地群馬県多野郡上野村大字勝山(勝山神社)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典群馬県多野郡上野村の民俗 下(群馬県民俗調査報告書 第2集)

どんな伝承か

上野村勝山では、五月の寅の日にトラ祭りが行われてきた。この日は村じゅうの家が米を炊き、鎮守の勝山神社へ持ち寄って、大きな黒塗りの椀に山盛りにして皆で食べる。量は三本で五合とされ、これを一人で平らげた者は一人前と認められたという。さらに、多く食べた者ほど作物がよく実るといわれていたので、寅の日には朝飯を抜いてから祭りに臨む人が少なくなかったという。

原典より

三本五合で、一人でこの五合分を食べると一人前と認められ、たくさん食べるほど作物が多くとれるというので、寅の日は朝飯ぬきにして食べる人が多い。—— 群馬県多野郡上野村の民俗 下(群馬県民俗調査報告書 第2集) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

群馬県多野郡上野村の民俗 下(群馬県民俗調査報告書 第2集)

『群馬県多野郡上野村の民俗 下(群馬県民俗調査報告書 第2集)』は、群馬県多野郡上野村の民俗を調べた報告書の下巻である。この写しは「十二、講・妖怪・その他」の章だけで、八日見山・峠様・榛名様などの代参講、庚申講、トラ祭りと、勝山・新羽の両地区で聞いた山犬・オサキ・狐に化かされた話・再生・カッパ・オニンババの足跡などの話を収める。お札や庚申塔の写真を添え、近藤義雄の撮影と記す。

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