落雷の裂け跡は魔物の足跡
どんな伝承か
雷は魔物だと思われていた。昔は大木によく落雷があり、雷の落ちた木は無残に裂けているものだが、それは魔物が降りて来て、再び空へ昇っていく時につけた跡、すなわち足跡や爪跡なのだと言った。草加市原町の、大正元年生まれの話者が語った、落雷にまつわる俗信である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
草加市史 民俗編――伝説(草加市(編)・草加市史・自治体史(民俗))
『草加市史 民俗編』所収の伝説。埼玉県草加市に伝わる地名・塚・神社・地蔵・狐狸の伝説を採録する。