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小豆を畦に植えるといけない

所在地佐賀県唐津市浜玉町浜崎
年代昭和期
登場農家
出典日本の俗信 1――迷信の実態

どんな伝承か

農業の迷信を集めた章の小豆の項に、第三十三例として、小豆を畦に植えるといけないという言い伝えが、佐賀県浜崎の農村から報告されている。小豆の事例はこの一例だけである。筆者は、畦の土壌が小豆栽培に不適当である、病虫害が発生する、輪作関係に不都合があるなどの理由を挙げうるとし、特殊な原因で一度きり起きた出来事が土地の人に強く印象づけられ、小豆を作れば毎年同じ不幸が起こると思い込まれたのかもしれないと論じている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の俗信 1――迷信の実態(迷信調査協議会(編)・日本の俗信・1949年(昭和24年))

『日本の俗信 1――迷信の実態』は、迷信調査協議会が編み、昭和二十四年に初版を出した迷信調査の報告書で、昭和五十四年に洞史社が復刻した。文部省が昭和二十一年に企画し、全国の小学校を通じて行った慣習状況調査をもとに、暦・日の吉凶・方角・妖怪・占い・民間療法・農漁業にまつわる迷信を統計と解説で扱う。第一章を古畑正秋・今野圓輔らの分担執筆とし、第二章に昭和二十四年度調査の手引、第三章に各地の言い習わし集、第四章に天文暦法の迷信の解明を置く。

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