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茶の花が上向きだと雪不足

所在地新潟県糸魚川市
年代昭和期
登場漁家
出典日本の俗信 1――迷信の実態

どんな伝承か

文部省の迷信調査協議会の俗信調査で、天候一般に関する例として新潟県筒石(漁村)から「茶の木の花が上を向いて咲くと雪が不足だ」が第七十五例として報告された。同じ項には栃木県須賀川の青大将と大洪水、埼玉県両神の「赤飯に汁をかけてたべると雨や雪が降る」、長野県伍和の「子供がお茶をのむと風が吹く」などが並ぶ。原典はこれらを民間天気予報とも称すべきものと呼び、なかには経験的に帰納して得た結論のような形を持つものもあるが、全般に見て理論的根拠を認めがたいものが大部分だと述べている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の俗信 1――迷信の実態(迷信調査協議会(編)・日本の俗信・1949年(昭和24年))

『日本の俗信 1――迷信の実態』は、迷信調査協議会が編み、昭和二十四年に初版を出した迷信調査の報告書で、昭和五十四年に洞史社が復刻した。文部省が昭和二十一年に企画し、全国の小学校を通じて行った慣習状況調査をもとに、暦・日の吉凶・方角・妖怪・占い・民間療法・農漁業にまつわる迷信を統計と解説で扱う。第一章を古畑正秋・今野圓輔らの分担執筆とし、第二章に昭和二十四年度調査の手引、第三章に各地の言い習わし集、第四章に天文暦法の迷信の解明を置く。

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