階段から落ちたら三年は生きぬ
どんな伝承か
長野県の都市校(長野市)で採集された俗信。階段から転げ落ちた人は、それから三年とは生きられないと言いならわされていた。
原典より
上の門齒との間が広くあいていると親の死目に會われない・・・・・・大阪(都)はしかの時死んだ家へ行つたり等すると命にかかわる・・・青森(都)勝負事は親の死に目にあわれない・・・・・・鳥取(漁)將棋をすると親の死に目にあわれ…—— 日本の俗信 1――迷信の実態(迷信調査協議会(編)・日本の俗信・1949年(昭和24年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の俗信 1――迷信の実態(迷信調査協議会(編)・日本の俗信・1949年(昭和24年))
『日本の俗信 1――迷信の実態』は、迷信調査協議会が編み、昭和二十四年に初版を出した迷信調査の報告書で、昭和五十四年に洞史社が復刻した。文部省が昭和二十一年に企画し、全国の小学校を通じて行った慣習状況調査をもとに、暦・日の吉凶・方角・妖怪・占い・民間療法・農漁業にまつわる迷信を統計と解説で扱う。第一章を古畑正秋・今野圓輔らの分担執筆とし、第二章に昭和二十四年度調査の手引、第三章に各地の言い習わし集、第四章に天文暦法の迷信の解明を置く。