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叔父の死と同じ刻に消えた空気枕

所在地群馬県高崎市西島町
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典高崎市東部地区の民俗――伝説・昔話

どんな伝承か

従兄弟と二人で元日の伊勢参りに出かけたとき、長旅には空気枕がよいと叔父から借りて行った。帰りに奈良と京都を見物して汽車に乗ったが、あいにく静岡止まりだったので、夜中に町へ見物に出た。土産や荷物を抱えたまま歩き回り、コーヒー店でふと気づくと、空気枕だけがなくなっていた。高崎駅に着くと、葬式が出せないと親戚が待ち構えており、叔父が亡くなっていた。枕が消えたのとほぼ同じ時刻だったといい、今でも不思議に思うという。

原典より

空気枕の無くなったのと同時刻頃で、今でも不思議である。—— 高崎市東部地区の民俗――伝説・昔話(群馬県民俗調査報告書 第20集・群馬県民俗調査報告書) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

高崎市東部地区の民俗――伝説・昔話(群馬県民俗調査報告書 第20集・群馬県民俗調査報告書)

『高崎市東部地区の民俗――伝説・昔話』は、『群馬県民俗調査報告書』第二十集『高崎市東部地区の民俗』のうち、口頭伝承の章である。榛名湖に入って蛇となった木部姫、弘法大師の七つ井戸、慈眼寺近くの餓鬼坂、オサキ使いの家などの伝説と、うばすて山や和尚と小僧、火の玉や死の予兆の体験などを、話者の地区名を添えて収める。伝説・昔話・命名・諺の項に分け、村の姓やあだな、農事や天気にかかわる諺も採録している。

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