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川面に映った故郷の姉の後ろ姿

所在地岩手県盛岡市
年代不明
登場菊池某と姉、柳田國男、採録者
出典日本怪談集 幽霊篇
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どんな伝承か

青笹村生まれで土淵村役場に勤める農業技手の菊池某が語った話である。先年の夏、盛岡の農事試験場に行っていたときのこと。あまり暑くて家の中にいるのが大儀だったので、友達と二人で北上川べりに出て、川端に腰を掛けて話をしていた。ふと見ると、川の流れの上に故郷の家の台所の有様がはっきりと現れ、そこに姉が子供を抱いている後ろ姿がありありと映った。まもなくこの幻は薄れて消えたが、あまりの不思議さに驚き、家に変事はなかったかと手紙を書いて出すと、その手紙と行き違いに、姉の子が死んだという電報が来たという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))

日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。

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