墓碑銘が語る楊貴妃と吉備真備
どんな伝承か
『防長風土注進案』先大津宰判向津奥村が記す。楊貴妃の墓は古くからの言い伝えで、萩の長寿寺にも同じ伝えがあるという。墓には「従五位上守右衛士督兼行中宮亮下道朝臣真備葬亡 楊貴氏之墓 天平十一年八月十二日記」とあり、吉備真備が葬ったものと読める。また吉備公の母なども楊貴の姓を持つ人の娘と見えるので、なお考えるべきだと記している。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。