内裏山に始まる直谷城の系譜
どんな伝承か
内裏山、一に直谷城ともいうこの城の始祖は志佐六郎調公と伝えられる。調公は嵯峨天皇の第十八皇子である河原左大臣源融の子孫、源久新太郎すなわち源太夫判官の第五子にあたり、直谷城主の第一世であった。口碑によれば、内裏山には調公より前に京都から下向したある方の館があったといい、その方に随行してきた松瀬某という者はこの地に永く住みつき、子孫が今日まで続いているという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。