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佐々若狭守が構えた笹館

所在地山形県米沢市大字川井(笹館)
年代応仁〜天正十九年(明応三年=1494年含む)
登場佐々若狭守友清、伊達稙宗、伊達尚宗、佐々友兼、佐々友定、佐々次郎右工門兼成、友清の子、友清の孫、佐々氏を世襲
出典高畠町伝説集

どんな伝承か

上郷村の川井にある笹館は、応仁年中、伊達家の家臣で佐々信濃守成政の徒弟、若狭守友清がいた所と言われている。昔、伊達稙宗は高畠城におり、父の尚宗は米沢城にいた。ところが父子の間に隙が生じ、明応三年四月十二日、稙宗は山崎原に、尚宗は糠野目の山王台にそれぞれ本陣を置いて松川を挟んで戦った。その戦は十二日から十五日に及んだと言われ、この戦で友清は討死した。その子友兼、孫の友定は伊達氏に従い、永祿七年の福島城攻略の時に討死したという。次男の次郎右工門兼成が佐々氏を世襲したが、天正十九年二月二十五日、主家に従って仙台へ移った。村人は佐々館と称したが、笹館とも呼んでいた。

原典より

上郷村の川井にある笹館は、応仁年中、伊達家の家臣で佐々信濃守成政の徒弟、若狭守友清のおった処と云われております。—— 高畠町伝説集(昭和三十二年(1957)刊/高島高校文芸班編) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

高畠町伝説集(昭和三十二年(1957)刊/高島高校文芸班編)

山形県東置賜郡高畠町(屋代・亀岡・和田・二井宿・糠野目・高安・露藤ほか各地区。一部は隣接の米沢市・南陽市宮内・長井市)に伝わる伝説を、神仏/人物/怪異/動物/什物/地物/地名/地誌 の八篇に分類して集成する。屋代神社の鬼女縁起、犬の宮・猫の宮、安久津八幡、狐狸むじなの化かし、天狗・怪物・沼の怪、青葉の笛や応挙の幽霊画、伊達・上杉の城館跡や古戦場、地名由来など、高畠の地に根ざした怪異・霊験・由来譚を地区つきで網羅する。

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