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小谷氏の太刀祭(山川新宿)=将門の子景遠の後裔

所在地茨城県結城市大字山川新宿
年代平安中期以降/毎年一月五日
登場三郎景遠、将門の子・小谷氏の祖
出典将門伝説——民衆の心に生きる英雄

どんな伝承か

茨城県の将門ゆかりの故蹟を列記した中の一項である。結城市山川村字新宿に、平将門の子三郎景遠の後裔と称する小谷氏が現存し、毎年一月五日に将門の遺品と伝える太刀を祭る太刀祭を行うという。小谷氏は系図その他の記録も伝えている。同じ結城市新宿には、将門の守本尊と伝える不動尊を祀る山川不動尊(明王山大恵寺)や、将門の支城で「納涼殿」とも称した綾戸城址があり、山川村字粕礼には将門の寵妃和歌御前の墓と伝える和歌御前祠がある。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

将門伝説——民衆の心に生きる英雄(梶原正昭・矢代和夫・1966年(昭和41年))

『将門伝説——民衆の心に生きる英雄』は、梶原正昭と矢代和夫が一九六六年に著した平将門の伝説の研究書である。茨城県岩井町をはじめ各地の伝説地の踏査と、縁起・古記録・地誌をもとに、将門の怨霊と調伏、七人の影武者、子の良門や娘の如蔵尼、寵妃桔梗ら落人の行方、後裔を名告る家々、伝説の伝播と文芸化をたどる。序章と三篇からなり、巻末に青森県から鳥取県までの伝説分布と、寺社縁起など関係文献の抄録を附録として付す。

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