上杉・武田の古戦場に並ぶ四十塚
どんな伝承か
深谷市岡の山中に四十塚と呼ばれる場所があり、その名のとおり四十もの塚が並んでいる。ここは上杉勢と武田勢が戦った古戦場とされている。塚の中からは武器などが掘り出されたこともあるが、誰が何のために築いたのかという由来は明らかになっていない。
原典より
大里郡岡部町岡の山中に、四十塚といって、四十の塚がある。—— 武蔵の伝説(大島建彦/渡辺千佳子・日本の伝説・1976年(昭和51年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
武蔵の伝説(大島建彦/渡辺千佳子・日本の伝説・1976年(昭和51年))
『武蔵の伝説』は、大島建彦と渡辺千佳子が昭和五十一年に著した伝説集である。埼玉県・東京都と神奈川県の一部にあたる旧武蔵国の伝説を、地誌・紀行・社寺縁起・区市史や『埼玉県伝説集成』などの文献と土地の口碑から集め、項目ごとに出典を添える。『日本伝説名彙』の六部門に家・村と祭礼・行事を加えた八部に分け、巻頭の「はじめに」で伝説の分類の方法を論じている。