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掘り崩して祟った阿保親王の妾の産塚

所在地埼玉県児玉郡神川町大字元阿保(産塚)
年代明和(一七六四―七二)頃に発掘
登場阿保親王、葬られた妾の主
出典武蔵の伝説

どんな伝承か

神川町元阿保にはかつて産塚と呼ばれる塚があった。昔、阿保親王の妾が身ごもったまま亡くなったので、この地に葬ったと伝えられている。明和の頃(一七六四〜七二)に人々がこの塚を掘り崩したところ祟りがあり、それを鎮めるために産八幡を建てたという。

原典より

児玉郡神川村元阿保に、産塚というものがあった。—— 武蔵の伝説(大島建彦/渡辺千佳子・日本の伝説・1976年(昭和51年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

武蔵の伝説(大島建彦/渡辺千佳子・日本の伝説・1976年(昭和51年))

『武蔵の伝説』は、大島建彦と渡辺千佳子が昭和五十一年に著した伝説集である。埼玉県・東京都と神奈川県の一部にあたる旧武蔵国の伝説を、地誌・紀行・社寺縁起・区市史や『埼玉県伝説集成』などの文献と土地の口碑から集め、項目ごとに出典を添える。『日本伝説名彙』の六部門に家・村と祭礼・行事を加えた八部に分け、巻頭の「はじめに」で伝説の分類の方法を論じている。

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