氏康が松山城攻めで旗を立てた松
どんな伝承か
飯能市中居の北、宮沢との境をなす山に、北条氏康旗立松がある。永禄年中、北条氏康が松山城を攻めたとき、ここに旗を立てた旧跡だという。松の囲いは五、六尺ほどである。『新編武蔵風土記稿』巻一七九に見える。
原典より
中居の北、宮沢との界の山にある。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成)
『埼玉県伝説集成――分類と解説 上』は、韮塚一三郎が埼玉県内の伝説を類型ごとに集めて編んだ伝説集の上巻である。片目の魚、化かす狐や狸、松・杉などの樹木、石や岩、ダイダラ坊と山、清水・渕・池・井戸にまつわる県内各地の伝説を、郷土誌や地誌、『埼玉史談』などの文献と、地元の資料提供者や話者の報告から採って収める。各話に所在地と出典を添え、話型ごとに〈解説〉を置いて全国の類例と信仰の背景を論じ、[参考]文献を挙げる。