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向圓王と伊平屋島落ち

所在地沖縄県伊平屋村
年代伝承(第二王朝末)
登場向圓王とその母、前王の正室、本部平原
出典定本柳田国男集 第1巻
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どんな伝承か

第二王朝の末、北山の臣本部平原が主君を謀計で殺して自ら按司となり、前主の妃妾を奪った時、ただ一人の正室は今帰仁の古城で忍び泣きしていた。忠臣が王の遺児と夫人を小舟に乗せ、荒海を漕ぎ渡って伊平屋島へ落ち延びさせた。島人はその素性を知らず、粗末な衣を着て山で木を伐り水辺で魚を拾って暮らしたが、王子が成長すると次第に威徳を現し、島人は皆悦服して島の主に推した。後に一島を支配し、大島などとも戦って勝ち、その子孫が長き世の王となった。これが向圓王の物語である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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