柴崎様
どんな伝承か
柴崎の清田家の裏に、柴崎様と呼ばれる宝篋印塔がある。平将門の家来柴崎左馬督が落ちのびて来て、ここで首を切られた場所だと伝えられ、そのとき首だけがこの地に埋葬され、胴体は将門の遺体とともに神田明神に葬られたという。ここには天慶二年九月十七日の位牌がある。のちに柴崎様の宅地に家を建てた男があったが、二、三年のうちに妻子が死に、豪気だったその男も死んでしまった。それ以来ここに家を建てる者はなく、小祠を祀って柴崎様と呼び、多くの参詣者が集まったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
我孫子市史 民俗・文化財篇(我孫子市)
我孫子市編『我孫子市史 民俗・文化財篇』を全29話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。