聖徳太子が乗った桐原の牧の名馬
どんな伝承か
桐原の牧にまつわる伝え。第十三代の聖武天皇の時代、旧暦二月八日には桐原の牧から名馬が選び出され、村の長がこれを朝廷へ献上していたという。聖徳太子がこの馬にまたがり、七日のあいだ大空を飛びめぐったとも語られている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
長野県史 民俗編 第4巻 3 (北信地方 ことばと伝承)(長野県史)
『長野県史 民俗編 第4巻(三)北信地方 ことばと伝承』は、長野県史の民俗編のうち北信地方の伝説の章を抜き出したものである。植物・石・水・塚・坂と峠・山・沢と道・城と屋敷・田と原・地蔵や観音・社寺・地名・禁忌の順に、条ごとに採集地を添えて短い伝えを並べる。戸隠の鬼女紅葉、黒姫と大沼池の大蛇、久米路橋の人柱、秋山郷の平家伝説など、善光寺平から奥信濃にかけての土地に結びついた話が多い。